美術館フリー素材無料ダウンロードサイト比較一覧(写真、画像、絵画、作品)

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世界的なパンデミックにより、世界の美術館では現在、入場規制がされていたり、ヘルスパスが無ければ入場できない美術館も多数ある状況です。そのような事情を鑑みてでしょうか、各美術館は対策を講じ、WEBで見れるようにデジタル化が進んでいます。
ウェブで見ることができて、尚且つ無料で絵画や美術品の画像がダウンロード可能であればぜひ活用したいですね。

当サイトでは、世界各国の美術館に貯蔵されている写真や画像、絵画などのアート作品のフリー素材作品が無料公開されており、無料でダウンロード可能な美術館サイトを調査しその可否をまとめてみました♪

 

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フリー素材の美術館無料ダウンロードサイト一覧 
34の美術館網羅!

無料公開されている美術館サイトの多くは、公式ページや、複合美術館サイトでダウンロードが可能です。
しかし複合美術館サイトで素材がダウンロードできると、必ずしも公式ページで紹介している訳ではありません。
世界の美術館は英語や、母国語で記載されており、素材を探すにしても、どこでダウンロードして良いかとても分かりづらく、自身で探すのは労力を費やします。
当サイトでは、検索する方の労力を削減すべく、無料ダウンロードサイトへすぐに飛べるように表示しています。
無料ダウンロード方法が分からない方にもやり方、方法を解説しているページも設けています。
是非、参考にして頂ければと思います。

美術館の絵画や工芸品、ジュエリーや武器、著名な画家の絵画など、写真画像が無料ダウンロードできるフリーサイトは、こちら!

ルーブル美術館 

ルーブル美術館かつては宮殿だったこの世界で一番有名なルーブル美術館。
現在は入場も規制されており、ヘルスパスが無ければ入場もできない状態です。
ルーブル美術館では、そういった現在の状況も鑑みてか、展示されている絵画などの作品を無料で見る事ができるようになりました。

著名な人物はフェルメール、レオナルドダヴィンチ、フラアンジェリコ、ミケランジェロ、ティツィアーノ、ドラクロワ、コープジョセフ、ラトゥールジョルジュド、クストウギヨームが有名です。作品は古代エジプト文明、民衆を導く自由の女神、モナ・リザ、ミロのヴェーナス、ハンムラビ法典などの人気芸術作品もルーブル美術館に数多くございます。

■フランス(パリ)/画像48万点以上/無料ダウンロード可/フランス名:musée du Louvre

ルーブル美術館無料ダウンロードLouvre site des collections

著作権:ライセンスCC(表示)

ルーブル美術館公式サイト内の「Louvre site des collections」でルーブル美術館の作品48万点以上を公開しています。

作品数は付属建物のドラクロウ美術館と合わせて48万点以上も閲覧が可能です。近東やエジプト、エトルリア、ローマ、ギリシャなどの歴史的な古代の遺物や美術品、絵画などの作品が多く展示されています。基本画像によるダウンロード可能ですが作品によっては複製や表現について承諾なしで利用できない場合があります。再利用は教育的や音楽的、科学的においては無料で利用できるが画像ページのパーマリンクとクレジット表記が必要ですので注意。教育などの目的でない商用目的の再利用などの方は書面による承諾を必要とします。個人がフリー画像を使用する分には特に問題はないでしょう。ルーブル美術館で使用できる素材は絵画が10195点、彫刻が35983点、 家具3140点、デッサン&プリント231817点、テキスタイル5315点、ジュエリー&セット15312点、執筆と碑文16472点、オブジェクト108367点などがサイト内で閲覧、ダウンロードができます。 

 

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メトロポリタン美術館

アメリカ最大級の美術館メトロポリタンは1870年に開館して以来長い歴史を持ちます。
主に絵画、工芸品や彫刻や楽器、装飾品まで幅広く出展されています。
その数ルーブルに負けず劣らず200万点以上と数時間ですべての作品を見ることは不可能でしょう。
古代の神殿やドゥッチョ・ディ、アンドレア・マンテーニャ、ヴェロッキオ、ジョヴァンニ・ベッリーニ、ボッティチェッリ、アーニョロ・ブロンズィーノ、ティツィアーノ、ヴェロネーゼ、グレコ、カラヴァッジョ、ラトゥール、フェルメール、尾形光琳、アトー、ダヴィッド、鈴木其一、ターナー、アングル、チャーチ、モロー、モネ、サージェント、スーラ、ゴッホ、ゴーギャン、エイキンズの作品があります。
最近ではあつ森(あつまれ動物の森)からも無料ダウンロードや閲覧ができる事で話題になっています。 

■アメリカ合衆国(ニューヨーク市マンハッタン)/画像40万点以上/無料ダウンロード可/英語名:Metropolitan Museum of Art

メトロポリタン美術館無料ダウンロードThe Met Collection

著作権:ライセンスCC0

メトロポリタン美術館の公式サイト内「The Met Collection」でメトロポリタン美術館のパブリックドメイン作品37.5万点以上を公開しています。上記の検索でオープンアクセス(Open Access)にチェックを入れて検索するとパブリックドメインとなります。ライセンスは(CC0)で画像無料ダウンロード、使用、共有、リミックスができ制限なく商用にも使用できます。ただ画像の下に(OA)パブリックドメインのマークが無いものはその限りではありません。必ず確認しましょう。

無料ダウンロードが可能な作品は紀元前5000年前のアメリカやアジア、エジプト、イスラム、ヨーロッパなど世界の絵画や油絵が8125点 、粘土34981点、コスチューム17208点、金属加工11458点、彫刻16497点、武器、シルク、シルバー、石、刀、木材など多数フリー画像で解放しています。 

 

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シカゴ美術館

シカゴ美術館無料ダウンロード正式にはシカゴ美術研究所と命名されているアメリカ3大美術館の一つ。
1879年に発足以来多くの観光客が訪れています。
主な収蔵品はアメリカ、ヨーロッパ、アジアやオセアニアなど世界各国があり歌川広重、オノレドーミレ、レンブラント、スーラ、エル・グレコ、トゥールーズ、マグリット、プッサン、ゴッホ 、ゴーギャン、エドワード・ホッパー 、アンディ・ウォーホルなどの画家の絵画や古代エジプト、ローマの作品,古代のギリシャ語等が展示。
シカゴのダウンタウンにあるアートインスティテュートは、何世紀にもわたって世界中にまたがるコレクションを収容する、世界でも有​​数の美術館。

■アメリカ合衆国(イリノイ州シカゴ市)/画像55万点以上/無料ダウンロード可/英語名:The art in Chicago

シカゴ美術館無料ダウンロード THE COLLECTION

著作権:ライセンスCC0

シカゴ美術館の公式サイト内の「THE COLLECTION」でシカゴ美術館の作品16万点以上を網羅閲覧が可能です。
このコレクション内の「フィルタ」ボタンで著作権切れのパブリックドメインのみを表示できます。ゴッホやゴーギャンなどの著名な人物の作品がCC0ライセンス55,469件点が無料ダウンロード、利用が可能です。シカゴ美術館としては「CC0パブリックドメイン指定」というラベルの付いた画像は、商業的および非商業的使用などあらゆる目的で、博物館からの追加の許可なしに無料で使用できます」と書かれています。またパブリックドメインと書かれていない画像でもArt Resourceに承諾を受ければ可能となる場合もあります。THE COLLECTIONでは、あまり知られていない絵画85,261点や宝石、美術館の幅広いコレクションにある何万ものアートワークや、本、執筆、参考資料、その他のリソースを検索し絞り込みを行い選択する事ができます。
シカゴ美術館の素材は版画とデッサン 47114点や印刷42205点、写真 23373点、ドローイング映像作品、11756点、エッチング 、11414点、テキスタイル 、11394点等など色々な種類の作品がいくらでもあります。

 

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アムステルダム国立美術館

アムステルダム美術館外観アムステルダム国立美術館は、オランダに所在しており1200年に開園し約800年の歴史ある美術館ですが一度閉鎖されており2013年から大規模な改修が行われ新たに開館となりました。
作品は8,000点以上展示されており、著名な芸術家はイサクトリベカ、レンブラント・ファン・レイン 、ヨハネス・フェルメール 、ヤン・ステーン、ウィレム・カルフ 、ヤン・アセリン 、ヘンドリック・アーフェルカンプ、ヤーコプ・ファン・ロイスダール 、カルロ・クリヴェッリなどで作品は夜警やユダヤの花嫁、デルフトの小路、庭園の夫婦、日本の兜などが人気です。一部の方に根強い人気があるマグダラのマリアもこちらで展示されている。下記のサイトから無料ダウンロード可能であるがスマホアプリでもRijksmuseumと検索しても可能です。

■オランダ(アムステルダム)/72万点以上/画像無料ダウンロード可/オランダ語名:Rijksmuseum, hét museum

アムステルダム美術館無料ダウンロードSearch in Rijksstudio

著作権:ライセンスCC0

Search in Rijksstudioは72万点以上のアムステルダム美術館の作品が無料ダウンロード可能で5世紀~19世紀までの歴史深き作品がデジタルで視聴可能です。こちらのサイトで見ることができる作品の画像はパブリックドメインです。著作権が適用されず公共の財産であることを意味します。したがって特に許可を必要とせず商業目的でも使用する事ができます。アムステルダム国立美術館は(CC0)パブリックドメインステートメントを使用してこれらの権利を放棄しています。新規登録が必要ですが2~3分で簡単に登録ができます。他の美術館よりかなりの高解像(平均4500 x4500ピクセル)のdownloadが可能ですので様々な用途で使用可能です。(TIFFファイルはフォーム申請が必要です)

アムステルダム国立美術館の無料ダウンロードできる素材は絵画4795点、印刷物338,149点、写真115,166点、図面48,993点、名刺16619点、ステレオグラフ10,772点、その他メダルや手紙、彫刻、花瓶、楽器、本、雑誌、ネックレスなど数多くの出展作品があります。

 

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外国の美術館は、デジタルアーカイブ化、オンライン化への対応をいち早く取り組んでいます。
自宅いながら美術館のホームページやwebサイトで、バーチャルツアーが可能な状況です。
今では多くの美術館がポータルサイトや公式美術館サイトで閲覧のみならず、ダウンロードも可能となっています。
日本でもパブリックドメインのような著作権切れの作品を配布している美術館が多く存在します。

世界的にも有名な美術館は上記4つですが他の日本国内、世界の美術館の絵画など、お探しのフリー素材がダウンロードできる美術館を検索してみては如何でしょうか。
検索窓に「お好きな国内、海外等の美術館名」や「無料ダウンロード可」等をご入力ください。著作権、無料ダウンロードの可否を記載している美術館サイトが確認できます。

その他美術館の一覧はあいうえお順、国別にも並び替えが可能となっています。
ページは10件表示となっており数ページある場合がございますので「次」をクリックしてください。

その他30美術館一覧【作品無料公開・画像フリーダウンロード可】

美術館名国・詳細
ニューヨーク公共図書館
アメリカ(ニューヨーク)/正式名:The New York Public Library/91万点以上/無料ダウンロード可(パブリックドメイン・CC0多数)
年間の流入は1500万以上のアメリカでも有数の図書館。絵画など美術館の芸術より、映画や報道、地図、風景などあらゆる分野の画像が蓄積されています。ニューヨーク図書館として、検索できる作品はパブリックドメインとして無料ダウンロード可。しかし、諸外国によっては法律が異なり、そうでない場合があるとも記載があります。
クレジット表記は強制ではないですが、クレジット表記することで、コレクション使用の追跡が可能となり、将来のコンテンツリリースに役立つので、「ニューヨーク公立図書館から」と記載するのが良いでしょう。

コペンハーゲン国立美術館コペンハーゲン(デンマーク)/正式名:The National Gallery of Denmark/2.5万点/無料ダウンロード可(パブリックドメイン)
デンマークの首都コペンハーゲンにデンマーク王室のコレクションをもとに1896年に開館した国立美術館。およそ2.5万点の作品がパブリックドメインで無料ダウンロード可能です。検索機能でパブリックドメインを絞り込みが可能です。ハンマースホイのコレクションは必見で、マンテーニャ、ティッツィアーノ、クラナッハ、ヨルダーンス、ルーベンス、ムンク、マティス、ドラン、モディリアーニなど近代以降の作品が充実。

ロサンゼルス・カウンティ美術館アメリカ(ロサンゼルス)/正式名:LACMA | Los Angeles County Museum of Art/2万点以上/無料ダウンロード可(パブリックドメイン)
LACMA(ロサンゼルス・カウンティ美術館)ではパブリックドメインを公開。米国西部で最大の美術館であり紀元前~21世紀までの世界中の芸術作品135,000を超えるコレクションを保有しています。「Public Domain High Resolution Image Available」表記がある画像のみ無料ダウンロードが可能です。画像を無料ダウンロードする際は、記載を確認するか、「Show public domain images only(パブリックドメインの画像のみを表示する)」をチェックして検索すると絞り込めます。画像近くに「Protected Content(保護されたコンテンツ)」の表記がある場合はパブリックドメインであるかどうかにかかわらず、適用法の下で、プライバシーおよびパブリシティの権利を含む他の制限の対象となる場合があるとの注意書きがあります。

ワシントン・ナショナル・ギャラリーワシントンD.C.(アメリカ)/正式名:national gallery of art/13万点/無料ダウンロード可/レオナルド・ダ・ヴィンチ作品『ジネーヴラ・デ・ベンチの肖像』を所蔵していることで有名。モネ、マネ、フェルメール、ラファエロ、レンブラント、、ルノアール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど、有名画家の作品や質の高い作品が多数。公式サイトでは、オーブンアクセス画像に絞り込みも可能なため、商用利用の際にお気に入りの一枚を探すのに重宝できます。

クリーブランド美術館
アメリカ(オハイオ州)/正式名:Cleveland Museum of Art /6万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)
美術館自体の作品数は6.1万点で寄付金の額などはアメリカ美術館の中では5位以内に入る人気の美術館です。アジア系やエジプト系の作品や芸術品が多数。
検索画面の画像一覧で、CC0であるかどうかの表記がされていて、非常にストレスなくダウンロードできる画像を選ぶ事ができます。CMA(クリーブランド美術館)は世界的に有名なコレクションからの3万以上のパブリックドメインのアートワークの画像を、許可を求めることなく一般の人々が共有、コラボレーション、リミックス、再利用が可能となっています。さらにその他の制限のある作品の両方で一部利用を可能としており、全部で61,000を超えるレコードのコレクション情報(メタデータ)となりました。ウィキペディアコモンズでも利用可能です。
J・ポール・ゲティ美術館ロサンゼルス(アメリカ)/正式名:J. Paul Getty Museum/11万点/無料ダウンロード可(CC0、パブリックドメイン多数)。
アメリカの石油王ジャン・ポール・ゲティにより設立された私的財団が運営する美術館。ゴッホ、ルノワール、ルーペンス、レンブラントなどの名画を多数所蔵。


スウェーデン美術館スウェーデン美術館(ストックホルム)/正式名(nationalmuseum of sweden)/70万点以上/無料ダウンロード可
スウェーデンの王室コレクションが基礎をなしており、現在も援助が続いている伝統ある美術館。
スウェーデンが誇る人気アーティスト、カール・ラーションをカテゴリ化。その他にも北欧のアーティストのハンマースホイや、クラナッハ、アンチンボルトの作品など。

パリ市立近代美術館フランス(パリ)/正式名(Musee d'Art Moderne de Paris)【パリ美術館総合サイト】/1.1万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)
パリ市立近代美術館のコレクションは芸術的創造の豊かさを表しており、現代の芸術シーンのダイナミズムを表現しています。無料のバイリンガルアプリ(Museum app)でコレクションを見る事も可能です。
ザッキン美術館フランス(パリ)/正式名(Musee Zadkine)【パリ美術館総合サイト】/2.6千点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)
ロシアの彫刻家オシップザッキンの作品を展示する美術館です。作品の閲覧だけであれば公式ページで見る事が可能。
カルナヴァレ美術館フランス(パリ)/正式名(Musee Carnavalet)【パリ美術館総合サイト】/20.7万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)
パリ美術館総合サイトで取り放題。カルナヴァレ美術館はパリ市で最も古い博物館です。150年以上にわたり、その絶え間なく充実したコレクションは、先史時代から現在までのパリの歴史を遡らせてくれます。
セルヌスキ美術館フランス(パリ)/正式名(Musee Cernuschi)【パリ美術館総合サイト】/9千点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)

パリのモンソー公園近くのベラスケス通り7番地にある、中国、日本、韓国の作品を専門とするアジア美術館です。公式ページで日本語対応もしています。
プティ・パレ美術館フランス(パリ)/正式名(Musee du Petit Palais)【パリ美術館総合サイト】/4.5万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)

パリ美術館総合サイトで無料取り放題。画像ごとに著作権クリエイティブコモンズが記載されています。
1900年の万国博覧会のために建築家チャールズジロよって建てられた建物が1902年にパリ市の美術館になりました。古代~1914年までの絵画、彫刻、家具、芸術作品の非常に優れたコレクションが収蔵。
ヴィクトル ヒューゴ ハウスミュージアムフランス(パリ)/正式名(Maison-musee Victor Hugo)【パリ美術館総合サイト】/1.8万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)

パリ美術館総合サイトで取り放題。1903年6月30日に開館したこの博物館は、ポール・ムーリスの情熱と寛大さを表現しています。放蕩者である彼は、膨大なコレクションを寄贈し、甥のルイ・コッホが受け継いだジュリエット・ドルエのコレクションを取得して美術館に提供しました。
コニャックジェイ美術館フランス(パリ)/正式名(Musee Zadkine)【パリ美術館総合サイト】/2.6千点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)

ラサマリテーヌデパートの創設者であるアーネストコニャックとその妻マリールイーズジャイによって1900年~1927年の間に集められた18世紀の芸術のコレクションが収蔵されています。
東京富士美術館日本(東京都)/1,500点/無料ダウンロード可(パブリックドメイン・CC0)

創価学会の池田大作氏によって開館され出展作品は3万点にも及びます。ジョルジュドラトゥール、エリザベート、ローレンス等の外国の作品から明治、江戸時代の日本の歴史的な貯蔵品が数多く出展。
愛知県美術館日本(愛知県)/9900点/無料ダウンロード作品よっては可(パブリックドメイン・CC0)

1952年にサンフランシスコとの条約の記念として設立され日本、西洋の作品が数多くあります。作品によっては画像にパブリックドメインやCC0の表示ある場合、自由に複製や再配布も可能。美術館のみならず定期的にイベントも行っており、スタジオジブリのジブリパークや劇団、アーティストなどを呼び反響を呼んでいます。
東京国立美術館総合(国際・西洋)日本(東京都・京都・大阪府)/12万点/無料ダウンロード可(許諾が必要な場合あり。パブリックドメイン・CC0多数)

1872年に開講された歴史ある美術館。国立の文化財機構が日本や東京の芸術作品と古い文化財を展示しています。
作品は4つの国立美術館で、著作権切れの美術品が検索できる「所蔵作品総合目録検索システムと総合美術館サイトの「IMAGINE」から無料ダウンロードが可能です。
ポーラ美術館日本(神奈川県)/1,051点無料ダウンロード可/無料ダウンロード可(CC表示)

公式ページでは塗り絵が数点無料入手可。
健康と美容の世界で活躍することで、社会の繁栄と発展に貢献することを目指す美術館。
大塚国際美術館日本(徳島県)/16~20点/塗り絵のみ無料ダウンロード可

外国の名画1000点を展示。大塚グループ元社長が75周年記念事業として平成10年に設立。モネの大唾蓮やゴッホの七つのひまわりなどが展示されています。ダウンロードは塗り絵絵画のみで一般の作品はダウンロードできません。
大英図書館イギリス(ロンドン)/正式名:The British Library/100万点以上/無料ダウンロード可(パブリックドメイン)

所蔵する作品数は1億7000もが閲覧可能となっており世界トップ3に入る規模。新聞や雑誌など著名な芸術家の作品以外にも数多くの過去物を有しており、総合デパートと言ったところでしょう。大英図書館ダウンロードサイト「Flickr」上の画像に関しては著作権を所有しています。また画像の下に「No known copyright restrictions」と記載がある作品に関してはパブリックドメインなど、期限切れの作品で「既知の著作権制限がない」と判断しています。画像の下に著作権表示で「 All rights reserved」等と著作権全所有と記載されている場合は、すべて利用できるわけではないので必ず確認してからダウンロードしましょう。
ブルックリン美術館アメリカ(ニューヨーク)/正式名:Brooklyn Museum/12.5万点以上/無料ダウンロード可(CC表示3.0 非移植)
ニューヨーク市の自治区にある広大は敷地ある美術館です。古代エジプト、ヨーロッパの芸術、スタインバーグファミリー彫刻庭園、アメリカンアートなど多数出展されています。基本CC表示なのでクレジット表記すれば利用が可能な作品で、ダウンロードは無料です。
ブルックリン美術館が著作権を保有するテキストおよび画像の無料ダウンロードや使用は、クリエイティブコモンズライセンスの条件の下で帰属を伴って許可されています。高解像度ファイルが必要な場合は、オンライン申請フォームに記入して入手可能ですが有料です。作品ごとに著作権について「RIGHTS STATEMENT」の項目が記載されていますので確認してから利用しましょう。
スミソニアン博物館アメリカ(ワシントンDC)/正式名:Smithsonian Museum/300万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)
新石器時代から今日までの44,000点を超えるオブジェクトとアジアの優れた芸術コレクションが収蔵されています。中国、日本、韓国、南アジア、東南アジア、古代オリエント、イスラム世界の有名で象徴的なオブジェクトが多数あります。このサイトは他にもスミソニアンの19の美術館、9つの研究センター、図書館、アーカイブ、国立動物園の画像とデータが含まれます。CC0の作品は一般的に無料でダウンロードが可能で商用も許可なしで利用が可能です。右クリックで名前を付けて保存でダウンロード可能です。しかし、第三者が保有する権利を含む著作権以外の権利がないこと、またはそのようなコンテンツの使用がパブリシティ権やプライバシー権などの他の法律の対象とならないことをスミソニア博物館として保証はしていません。著作権表示は画像の近辺、もしくは詳細一番下に記載があるのでダウンロードする前に確認してから利用しましょう。ちなみにスミソニアはコチラのサイトからもダウンロードできます。4.4万点⇒https://asia.si.edu/collections/

国立アメリカ・インディアン博物館アメリカ(ワシントンDC)/正式名:American Indian Museum/2.8万点以上/無料ダウンロード可(CC0多数)
西半球の先住民文化の知識と理解を深めるためにできた博物館。インディアンの文化が好きな人には興味深い博物館でしょう。
CC0の作品は一般的に無料ダウンロードが可能で、商用利用も許可が必要ないですが、は画像右下の「Usage Conditions Apply」で著作権の確認はしましょう。検索窓下の「 Only return images available through Open Access」チェックボックスでオープンアクセスを通じて利用可能な画像のみに絞り込み検索ができます。またサイドバーからCC0の画像に絞り込み検索をする事もできます。
ニュージーランド国立博物館ニュージーランド/正式名:The Cleveland Museum of ArtMuseum of New Zealand Te Papa Tongarewa/1.7万点/無料ダウンロード可(パブリックドメイン)
1998年に開館した博物館で年間100万人以上が訪れます。一般的には『Te Papa』や『Our Place』として親しまれています。世界最大のダイオウホウズキイカの標本を所蔵。
アルテ・ピナコテークドイツ(ミュンヘン)/正式名(Alte Pinakothek)/2.1万点/無料ダウンロード可(CC表示・継承)
ヨーロッパで最初の現代美術で歴史が深く、ロマン主義、アールヌーボー、印象派、ナザレの古典主義等の主要な作品と、モダニズムの偉大な先駆者であるマネ、セザンヌ、ヴァンゴッホも展示されています。作品によっては、画像ページにコモンズライセンスのクレジット表記必須や改変などができない継承などの表示が出ている事が多いので確認必須。商用使用でなく、ダウンロードのみであれば問題ありません。(名前を付けて保存)
ウィーン美術史美術館・博物館オーストリア・ウィーン/正式名(Kunsthistorisches Museum Wien)/39.4万点/USEUMにて無料ダウンロード可(ウィキメディアコモンズ)・(アフロまたはImage Archivesにて)有料ダウンロード可。
美術史美術館ウィーンは豊富な保有作品を備えるとともに、世界でも一流の美術館の一つです。無料で画像を入手したい方はUSEUMのサイトにて、作品画像をクリックし、wikidataへ飛ぶとダウンロードができます。ウィキペディアコモンズはパブリックドメインを多く含みますが全てではありません。
著作権は特に許可がいらないと記載がる作品と、原作者、再利用、改変ができないものもあると記載された作品があります。
アフロやImage Archivesにて有料申請の範囲内でダウンロードすれば問題はないでしょう。
ウフィツィ美術館イタリア(フィレンツェ)/正式名(Galleria degli Uffizi)/70万点/個人での無料ダウンロード可,商用は書面による許可がある場合にのみ
ウフィツィ美術館全著作権所有しているがダウンロードして画像を見るだけであれば可能。画像ページから入手できます。商用は書面による許可がある場合にのみ使用、コピー、配布が可能ですが著作権表示、作成および配布された形式で使用しなければいけない。
エルミタージュ美術館ロシア(サンクトペテルブルク)/正式名(осударственный Эрмитаж)/300万点/無料ダウンロード可、商用は書面による許可がある場合にのみ可
世界最大かつ最古の美術館の1つです。ミケランジェロ、ラファエロ、ダヴィンチなど一度は聞いた事がある偉大な巨匠の絵画が並んでいます。画像の使用はケースにより美術館から書面による許可を得る必要があり、画像ページから入手可能。学校教育、講義イラスト、学会のシンポジウム発表の際の論文、学術のプレゼンテーションで使用される場合は申請不要です。商用利用は書面による許可が必要。

ボストン美術館アメリカ(ボストン)/正式名(Museum of Fine Arts, Boston)/数千点/ダウンロード可(申請して承諾受ければOK
勉強用、研究用または個人用の写真素材をリクエストする場合は、学習リクエストフォームに記入して許可が取れれば素材を使用可能。カラープリントはいかなる方法でも複製、公開、販売、配布することはできず、有料の場合もあります。
ゴッホ美術館オランダ(アムステルダム)/正式名(Van Gogh Museum)/4,400点/無料ダウンロード可・商用ダウンロード申請必要
ゴッホの有名作品『ひまわり』など、名画の数々が揃っています。また、ゴッホ作品の塗り絵素材や手紙などの資料も充実しています。ゴッホが住んで働いていた場所を旅するボードゲームという少々マニアックなゲームもダウンロード可能で、ゴッホファンには見逃せない美術館です。

 

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その他14美術館一覧【ダウンロード不可有料ダウンロード可】

美術館名 国・詳細
オルセー美術館 フランス(パリ)/正式名(Musée d’Orsay)/48万点以上閲覧/公式ダウンロード不可(chrome拡張子Google Arts にて無料観賞可、ウィキペディアコモンズでは一部ダウンロード可)1848年~1914年までの芸術コレクションを展示している。
ベルギー王立美術館 ベルギー(ブリュッセル)/正式名(Royal Museums of Fine Arts of Belgium)/2万点/無料ダウンロード不可
15世紀から20世紀にかけてのゴーギャンやルーベンスなどの作品を地下8層にわたって展示。アンソール、デルヴォー、マグリットらのベルギー美術とフランスの新印象派などが中心。
コートールド美術研究所 イギリス(ロンドン)/正式名(The Courtauld Institute of Art)/不明/ダウンロード不可
数百ポンドの資金をかけ壮大な建物を活性化し、保存、研究、教育のため2021年後半ロンドンにコートールドは作られた。
美術館と言うより教育機関ですがサマセットハウスにあるコートールドギャラリーでこれらの作品を一般の人々が観賞できるようになっている。公式ページでバーチャルツアーがあり閲覧する事はできる。
ブリスベン 美術館 オーストラリア(クイーズランド)/正式名(Museum of Brisbane)/不明/無料ダウンロード不可
展示会、ワークショップ、ツアー、トーク、特別イベント、MoBキッズの子供向けアクティビティなども行っていて街の活気に満ちた芸術、文化、歴史を感じさせる美術館です。
バンクーバー 美術館 カナダ(バンクーバー)/正式名(Vancouver Art Gallery)/1.2万点/無料ダウンロード不可
1931年にバンクーバーの巨大な土地に建築家フランシスラッテンペリによって建造された。作品はエミリーカーなどを含める1.2万点にも及ぶ。新設された美術館はギャラリー、図書館、学校、遊び場、実験室、劇場、コミュニティセンターも付属施設として作られている。エミリーカーの作品であればウィキペデアコモンズで無料ダウンロードできる。
バルセロナ現代美術館 スペイン(バルセロナ)/正式名(Museo de Arte Contemporáneo de Barcelona)/不明/無料ダウンロード不可
バルセロナ現代美術館(MACBA)は1995年に美術評論家のアレクサンドル・サーチ・ペリサーが考案、作品はロドリゲス・アギレラがコレクションの収集をし始まった。現代美術は最も重要な芸術スタイルをカバーし国際的に高い評価を得ている。作品は公式ページで一部閲覧のみできる。
ドレスデン 美術館 ドイツ(ドレスデン)/正式名(Dresdner Museum)/120万/ダウンロード不可
一部戦争により滅失してしまったが1960年に新たに復興しヨーロッパの古典絵画が多く他にも19~20世紀の近代絵画も多く展示されている。絵画、彫刻、グラフィックアート、写真、応用、コンセプト、ビデオアート、公共の領域のアートなど、視覚芸術のすべてのメディアの23,000以上の作品があります。公式ページのデジタルコレクションでは作品の閲覧が可能。
デュッセルドルフ 美術館 ドイツ(デュッセルドルフ)/正式名(Kunsthalle Düsseldorf Museum)/不明/無料ダウンロード不可
デュッセルドルフはノルトラインヴェストファーレン州の首都デュッセルドルフの近代的な美術館。デュッセルドルフやクンストアカデミー、他モダンアートなどが展示されている。
足立美術館 日本(徳島県)/ 無料なし/ダウンロード不可
美しい日本庭園に立つ美術館で主に日本画を展示している。数は130点に及ぶが無料作品を見ることはできない紀伊国屋書店などで有料であれば足立美術館の作品は閲覧ができる。
三重県立美術館 日本(三重県)/572点(不可)/ダウンロード不可(閲覧のみ可)
1982年から会館している美術館でスペインなどの外国の作品が数多く目立つ。作品の中には明治からの日本画や西洋絵画も飾られている。
クレラーミュラー美術館 フランス(パリ)/正式名(Musée Kroller-Müller)/119点/有料ダウンロード(Dreamstime)
芸術と自然のユニークな組み合わせの美術館でゴッホ等の有名な作品を楽しむことができる。他にもモネ、ピカソ、スーラやモンドリアンの絵画でも有名。
数は少ないが一部Dreamstimeで有料ダウンロードできる。
アカデミア美術館 イタリア(フィレンツェ)/正式名(Galleria dell’Accademia)/ 290件以上/有料。サンプルのみ一部無料ダウンロード可
ルネッサンスの偉大な芸術家ミケランジェロのダビデ象の彫刻が置いてある事で有名な美術館です。メインホールには他にも古くてユニークな傑作が多く展示されています。
オランジュリー美術館 フランス(パリ)/正式名(Musée de l’Orangerie)/95点/画像使用料を支払う事により有料ダウンロード(Image Archives)
セーヌ川沿いの神殿風の建物の大空間にはピカソやモネなどの著名な絵画が貯蔵されている。ジャンルは印象派が中心です。美術館は1927年に作られているが休館が続いており再開講は2006年と結構最近である。Image Archivesで有料で画像をダウンロードできる。画像にクレジット表記がある状態での印刷は無料でできます。
ヴァティカン美術館 バチカン市国/正式名(Vatican Museums)/15万点/商用ダウンロード不可、一部閲覧可。
1503年に教皇ユリウス2世の私的作品とともにこの美術館は生まれ、ミケランジェロやヴィーナスフェリックス、眠るアリアドネ、ラクーングやアポロベルヴェデーレなど、数多くの有名コレクションがあります。公式ページより一部画像を閲覧可能で、館内を無料で360度探索が可能です。また有料でコレクションの画像を購入する事ができます。

 

美術館フリー素材の著作権について

一般的に美術館に飾られている絵画など作品の貯蔵品は著作権というものが付いています。

なんでもかんでも素材をダウンロードできるわけではありませんので、使用する場合は注視する必要があります。
著作権の基本的な考えとしてはその個人が亡くなってから70年経つと著作権は切れるとされています。
2019年までは個人の方の著作権は50年で消滅という考え方でしたが協定により70年に変更されました。
ですが、1967年以前のものはその限りではなく、消滅しているという認識で良いそうです。
詳しくは「e-GOV著作権法(昭和45年法律第48号)」をお読みください。


パブリックドメインの美術館無料ダウンロードについて

パブリックドメインと記載があるものについては、著作権や知的財産権が消失したもの、若しくは初めから権利が発生していないものとして基本的に個人、商用での利用が可能という考え方になっています。
パブリックドメインのフリー素材は著作権がないので、無料ダウンロードが可能となっており英語表記で「PD」と記載されているものがパブリックドメインです。
しかし厳密には、パブリックドメインの利用が自由とはいえ、何をしても良いという事ではなく、著作者の人格的な利益などを害する場合は利用ができません。
一部美術館によっては、素材によって許諾などの署名を必要とする場合があります。
著作権は70年で無くなりますが、人格的な権利はなくならないので、名誉棄損に値する編集を行ったりした場合、本人が亡くなっていても遺族などから訴えられることがあります。
・モデル、画家の経済的な価値、商標権に対して侵害する行為を行ってはならない
・日本以外の世界の絵画はパブリックドメインについて必ずしも同一の法律とは限らない
等、これらを踏まえた上で素材をダウンロードし、使用しましょう。
特別な事をせずに素材を無料ダウンロードし、個人で画像の加工などをせずそのまま使うのであれば特に問題になることはないでしょう。


クリエイティブコモンズの美術館無料ダウンロードについて

これとほぼ同様なのがクリエイティブコモンズです。
「cc」等と書かれているもので権利に関する範囲などを表現する事が可能です。
表示、改変、非改変、商用、非商用、継承の6つの何れかをccの右横に記載する事により複製や再配布、再利用を禁止する表現ができます。
「cc0」などの表記で記載されるものはクリエイティブの右横にゼロがありますので「権利による範囲、制限はありません」という意味合いが表現できます。
パブリックドメインと異なり、権利放棄を自ら許諾しているものなので、複製や改変、再配布などcc0の作品素材では好きなだけ編集することが可能です。
もちろん無料でダウンロードもできます。
またパブリックドメインとほぼ同様の権利放棄で商用利用も可能とみて良いでしょう。
全世界共通の司法において最良な著作権放棄した表現となります。
他にもウィキペディアコモンズやアートコモンズなどその媒体によってコモンズライセンスの呼び方などが異なります。

ウィキペディアコモンズの美術館無料ダウンロードについて

ウィキペディアのコモンズライセンスは、一般のボランティアから構築されており、画像データをコモンズライセンスの表示と継承を条件に、基本フリーで素材を提供し、一般の人が無料ダウンロード、コピーや修正、変更などができるとされています。
しかし運営はボランティアで、どなたでもウィキ内にアップロード可能となっていますので、著名作家などのファイルを無料ダウンロードする際は自己責任化に置かれるでしょう。
使用される場合は充分注意してから使うようにしましょう。

アートコモンズの美術館無料ダウンロードについて

国立国会図書館が運営するサイトでの著作権を表す言葉です。
無料ダウンロードできるフリー画像により、CC0とCC(表示)が混ざっており、CC0の記載がないのにも関わらず著作者のクレジット表記していない場合は、著作権法違反となりますので気を付けましょう。
サイト名はジャパンサーチ(jpsearch)。

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