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第一章 「農」ってなーに?
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第二章 第三章 第四章
では動物はどうやってエネルギーを得るのか?  では、動物はどうなのでしょうか・・・残念ながら、動物には光合成はできません。私たちはいくら太陽の光をあびても、お腹はふくれないし、栄養も吸収できませんね。したがって、動物は食べることによってしかエネルギーを得る方法がないのです。つまり、植物を食べることによって、その植物が蓄えた食物的エネルギー(炭水化物)を栄養分として吸収しているというわけです。

  この植物だけを食べてエネルギーを得る動物のことを草食動物といいます。牛や馬、ヤギ、サイなどがそうです。ウサギやモルモットなどの小動物、葉っぱを食べる昆虫も草食動物ですね。ゾウやキリンも草だけを食べて、あんなに大きな体に育つのです。

 これに対して、肉食動物という種類もいます。植物繊維を消化して栄養素にすることができない動物は、肉など動物性の食物でエネルギーを得るしかありません。猫やライオン、トラなどが代表的な肉食動物です。クモやカマキリなどの昆虫にもたくさん仲間がいます。さらに、草も肉も食べる雑食動物(鶏、犬など。人間も雑食ですね)。動物は、大きくはこの3種類に分類されます。

  でも、草食動物がいなかったら、植物のエネルギーは肉食動物などには伝わりません。だから、草食動物は地上の生き物の中でとても重要な存在なのです。

 しかし、ということは、草食動物はあるかわいそうな運命を背負っているということになります。草食動物だけが住む世界であれば安全なのですが、肉食動物に襲われてしまいますね。余計な話ですが、肉食動物の目は顔の前に並んでいます(獲物との距離を見定めるため)。ところが、草食動物の目は、馬や牛のように、顔の両サイドに離れてついています。常に肉食動物に狙われており、広い範囲を見渡すためだといわれています。
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