【スウェーデン国立美術館】パブリックドメイン無料ダウンロード手順

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カール・ラーション『窓の花 』

スウェーデン、ストックホルムにあるスウェーデン国立美術館。
16世紀の国王が収集した美術品が展示物の基礎となり、現在も援助が続く伝統ある美術館。
およそ70万点のオブジェクトで構成されています。
作品の多くは、著作権について保護されておらず、パブリックドメイン。
無料ダウンロードが可能ですが、CC0ではないため、利用用途により、著作権を確認しましょう。
また、公式ウェブデータベース上で著作権保護されている作品には、©マークで表示さます。

それでは、北欧の歴史ある美術館の無料ダウンロード手順と作品をみていきましょう。

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Contents

1.パブリックドメイン無料ダウンロード手順と画像の著作権確認方法

1-1.公式サイトを日本語に変換し、コレクションページへ

まずは、スウェーデン美術館の公式サイトへ。
スウェーデン語で表記されたホームページを日本語に変換しましょう。
グーグルクローム使用の場合、画面を右クリックし、日本語に翻訳するをクリック。
メニューバータブのコレクションカテゴリをクリックし、コレクションページへ。

 

スウェーデン国立美術館公式サイト日本語に変換

 

1-2.無料の写真カテゴリを選択

コレクションページでは、主にスウェーデン美術館コレクションの歴史や、概要、無料ダウロード可能な作品のカテゴリなどに分かれています。
ここでは、無料ダウンロードできる作品を集めたカテゴリ『無料の写真』カテゴリをクリック

 

スウェーデン美術館無料写真カテゴリ

 

1-3.ダウンロード方法❶ウィキメディア・コモンズからダウンロード

作品は、ウィキメディア・コモンズと、公式サイトのウェブデータベースで作品が無料公開されています。
ウィキメディア・コモンズでは、スウェーデン美術館から寄稿された、およそ6,000点の画像を無料でダウンロードできます。

 

無料の写真 国立博物館

 

ウィキメディアコモンズからお好きな作品をダウンロードできます。
ただし、デメリットとして、絞込み機能がないため、アルファベット順に6,000点近くの作品の中からお好きな作品を探し出すのが少々手間です。

 

 

 

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1-4.ダウンロード方法❷公式webサイトデータベースからダウンロード

続いて、公式サイトのデータベースからは、スウェーデン美術館一押しのハイライトなどのカテゴリからダウンロードできます。
本記事では、スウェーデンで最も有名で人気画家の一人であるカール・ラーションカテゴリの中から、最も有名な水彩画の1つ『花の窓』をダウンロードします。
国立博物館のデータベースをクリック。

 

無料の写真データベースを選択

 

次ページで、カール・ラーションカテゴリをクリック。

 

カール・ラーションカテゴリを選択

 

1-5.カテゴリ中の『窓の花』を選択、ダウンロード

カール・ラーションコレクションの中から『窓の花』クリック。

 

国立博物館 カールラーション窓の花

 

次ページに移ると、カール・ラーションの説明、作品の解説が表示されます。
さらに、作品情報の中のタイトルをクリックすると、作品の詳細情報、ダウンロード画面に移ります。

 

国立博物館 カールラーション作品概要画面

 

1-6.ダウンロードと著作権確認

次ページで作品詳細ぺージが表示さます。
作品の左下に著作権情報が記載されています。
公式サイトで画像使用について説明されているページと、クリエイティブコモンズへ、リンクが貼られているので、著作権を確認しましょう。
 ※著作権保護がある場合は©マークで表示さます。 

©konstnären/アーティスト/BildupphavsrättiSverige。これらの画像は、スウェーデンのImageCopyrightの許可なしに公開することはできません。画像と著作権について

著作権の確認ができたら、画面右下のダウンロードボタンをクリック。

 

国立博物館 フラワーウィンドウ。詳細画面

 

ダウンロードされたカール・ラーションの作品『花の窓』はこちら

 

カール・ラーション『窓の花 』

カール・ラーション『窓の花 』Carl Larsson|The flower window. From A Home (26 watercolors)|1900|Image via Nationalmuseum of Sweden

 

作品が表示されたら右クリックで画面を保存してください。

 

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2.公式サイトで、無料ダウンロードできるパブリックドメイン作品

2-1.レンブラント・ファン・レイン(Rembrandt van Rijn)

『クラウディウス・シビリスの陰謀 』

レンブラント『クラウディウス・シビリスの陰謀 』

レンブラント『クラウディウス・シビリスの陰謀 』Public domain, via Wikimedia Commons

 

2-2.オーギュスト・ルノワール(Auguste Renoir)

『セーヌの水浴』

オーギュストルノワール『セーヌの水浴』

オーギュスト・ルノワール『セーヌの水浴』Auguste Renoir|LaGrenouillère|1869|Image via Nationalmuseum of Sweden

 

2-3.エドゥアール・マネ(Edouard Manet)

『パリジャン』

エドゥアール・マネ『パリジャン』

エドゥアール・マネ『パリジャン』Edouard Manet|Parisian|1883|Image via Nationalmuseum of Sweden

 

2-4.ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi)

『インテリア』

ヴィルヘルム・ハンマースホイ『インテリア』

ヴィルヘルム・ハンマースホイ『インテリア』Vilhelm Hammershøi|Interior|1898|Image via Nationalmuseum of Sweden

 

ハンマースホイの代表作のひとつ『クレスチャンスボー宮殿の眺め』も必見です。
コペンハーゲン国立美術館【作品みどころ・無料ダウンロード】の記事で無料ダウンロード手順を解説しています。

 

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2-5.ルーカス・クラナッハ(Lucas Cranach)

『ハ長老』

ルーカス・クラナッハ長老

ルーカス・クラナッハ長老, Public domain, via Wikimedia Commons

 

3.最後に

ヨーロッパの美術館サイトでは、利用の制限がある美術館が多い中、スウェーデン美術館では、作品の多くが、パブリックドメインでした。
また、著作権についての表記も分かりやすく、公式サイトは利用しやすいものでした。
ただ、どこの美術館もアーティストでの検索が英語や母国語でないと検索できないため、少々手間です。
当サイトでは、日本語の検索ができない美術館サイトで、スムーズに作者名検索ができるよう、英語名での一覧表を作成しています。
お目当てのアーティスト作品を探すのに利用してみてください。

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