コペンハーゲン国立美術館【作品みどころ・無料ダウンロード】

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ルーカス・クラナッハ『メランコリア』Lucas Cranach der Ältere|melancolia|1532|image via Statens Museum for Kunst

デンマークの首都コペンハーゲンにあるコペンハーゲン国立美術館。
コレクションは、デンマークの王により収集され、後にデンマークの州によって何世紀にもわたって収集されたものです。
コレクション約25万点のうち、画像付きの作品およそ5万点が無料公開されており、そのうちダウンロードして無料で利用できる作品が、およそ3.5万点。
作品は、画像、3Dモデル、説明テキスト、オーディオ、ビデオの形式で見つけることができます。
コペンハーゲン美術館作品の見どころや、無料ダウンロード方法を解説します。

 

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Contents

1.パブリックドメイン作品がおよそ3.5万点!無料ダウンロード方法と著作権確認方法

1-1.公式サイトを日本語に変換する

まずは、公式サイトSMKOPENページへ。
デンマーク語で書かれた公式サイトを日本語に変換します。
画面を右クリックして、日本語に翻訳するボタンをクリック。

 

SMK公式サイトを日本語に変換

 

2-2.4つ検索カテゴリと画像付きの無料ダウンロード作品に絞る方法

次の4つのカテゴリから選択できます。

  • テーマ
  • アーティスト
  • 種類

テーマは、コペンハーゲン美術館の10ハイライト、デンマークの黄金時代、デンマークのシュールレアリストなど、美術館の特徴をトピックにしたもの。
種類は作品の形態、機能などの分類、アーティストは作者で検索で、は色使いから検索することができます。

虫眼鏡マークの検索ボックスをクリックすることで、無料ダウンロード出来る作品、画像付き作品、3Dで動かせる作品に絞り込むことができます。

 

SMKOPENカテゴリや絞り込み

 

2-3.無料ダウンロード作品に絞り込む

虫眼鏡ボタンをクリックすると、10万点超の作品がヒットします。
この中には画像がないものや、ダウンロードに制限がかかってる作品も含まれているので、無料で利用画像付きにチェック。
およそ3.5万点に絞り込めました。

SMK Open絞り込み検索

 

2-4.フィルターから、お好きな条件で検索

次に左上のフィルターボタンから、お好きなアーティスト名や、アーティストの国別、年代などお好きな条件で絞り込むことができます。

本記事では、10のハイライト作品の中にも登場するルーカス・クラナッハメランコリアをダウンロードします。
アーティスト欄から探してもよいのですが、件数が多いので、アーティスト欄に、Cranach と入力します。

 

Filtre SMK Openクラナッハ検索

 

2-5.ダウンロードしたい作品を選択

ダウンロードしたい作品を選択してください。
本記事ではメランコリアを選択します。

SMK Openクラナッハ メランコリアダウンロード

次ページに移ると、拡大ボタンや、ダウンロードボタン、リンクボタン、お気に入りボタンがあります。
左下で著作権を確認できるので、無料でご利用いただけますと書かれていることを確認し、ダウンロードボタンをクリック。

SMK Openクラナッハ メランコリアダウンロード②

 

2-6.サイズを選択しダウンロード

ダウンロードしたいサイズを選択してください。
フルサイズ7507PX×3934PXと、小サイズ1600PX×838PXから、お好きなサイズをダウンロードできます。
ファイル形式はいずれも、JPGです。

ルーカス・クラナッハのメランコリアサイズ選択

 

ルーカス・クラナッハの作品メランコリアがこちら

ルーカス・クラナッハ『メランコリア』Lucas Cranach der Ältere|melancolia|1532|image via Statens Museum for Kunst
右クリックで、お好きな場所に保存してください。

 

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2.公式サイトで無料ダウンロードできる見どころ作品

1-1.ルーカス・クラナッハ(Lucas Cranach)の作品、『マルティン・ルターの肖像』キリストの磔刑

 

アルブレヒト・デューラ―と並ぶ、北方ルネサンス期の巨匠ルーカス・クラナッハ。
神聖ローマ帝国のザクセン選帝候の宮廷画家として名を馳せ、数々の宗教絵画を残しています。
マルティン・ルタ―とも親交があり、宗教改革運動にも協力し、彼の肖像画を何度も書いてます。
彼の墓碑には速筆の画家と刻まれるほど、仕事が早かったそう。
工房を抱えながら、印刷業で実業家としても成功し、巨額の富を得て、ヴィッテンベルグ市長にもなったとのこと。
そんなバイタリティーあふれるクラナッハの作品『マルティン・ルターの肖像』キリストの磔刑

ルーカス・クラナッハ『マルティン・ルターの肖像』image via Statens Museum for Kunst

ルーカス・クラナッハ『マルティン・ルターの肖像』Lucas Cranach der Ältere|Portrait of Martin Luther|1532|image via Statens Museum for Kunst

ルーカス・クラナッハ『キリストの磔刑』image via Statens Museum for Kunst

ルーカス・クラナッハ『キリストの磔刑』Lucas Cranach der Ältere|Crucifixion (Kreuzigung)|1506 – 1520|image via Statens Museum for Kunst

 

クラナッハその他作品一覧

 

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2-2.アンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegna)の作品「贖い主としてのキリスト」

マンテーニャはイタリア・ルネサンス期のパドヴァ派の代表的な画家として知られています。
当時、パドヴァは非常に重要な文化的な場所として知られ、マンテーニャが表現する、遠近法や前縮法によるに独特の画風は、当時画期的なものでした。
宗教画が多く、有名な作品として『死せるキリスト 』ブレラ美術館、『聖セバスティアヌス』ルーヴル美術館、『ゲッセマネの祈り』ナショナル・ギャラリー などがあります。

アンドレア・マンテーニャ『贖い主としてのキリスト』 image via Statens Museum for Kunst

アンドレア・マンテーニャ『贖い主としてのキリスト』Andrea Mantegna|Kristus som den lidende frelser|1495-1500|image via Statens Museum for Kunst

 

アンドレア・マンテーニャその他作品一覧

 

2-3. ピーテル・ブリューゲル(Pieter Bruegel)の作品『ゴルゴタの丘への行進』

ピーテル・ブリューゲル『ゴルゴタの丘への行進』image via Statens Museum for Kunst

ピーテル・ブリューゲル『ゴルゴタの丘への行進』Pieter Bruegel|The Procession to Calvary|1564|image via Statens Museum for Kunst

 

ピーテル・ブリューゲルその他作品一覧

 

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2-4.ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi)の作品『クレスチャンスボー宮殿の眺め』

ヴィルヘルム・ハンマースホイは20世紀初頭のデンマークの画家。
色使いが、モノトーンを基調とする作品が多く、その静寂さが伝わってくるよう。
作品のなかに、人が描かれていないものも多く、ミステリアスな雰囲気で、独特な世界観を醸し出します。

 
ハンマースホイ『クレスチャンスボー宮殿の眺め』 image via Statens Museum for Kunst

ハンマースホイ『クレスチャンスボー宮殿の眺め』Vilhelm Hammershøi|From the old Christiansborg|1907|image via Statens Museum for Kunst

 

ハンマースホイその他作品一覧

 

3.終わりに

コレクションは、ルーベンス やレンブラント、ムンク、ピカソなどを所蔵しており、特にアンリ・マティスの作品は充実しています。
パブリックドメインでないのものが多いので、制限なく利用可能ではないですが、個人利用でダウンロードできる作品もあります。
ご自身のお気に入りの作品を探してみてください。

また、Googleマップでコペンハーゲン国立美術館を検索するとストリートビューで建物内をバーチャル鑑賞できます。
建物内を自由に動き回って、その他の作品を鑑賞してみるのも、おすすめです。

 

 

左上の拡大地図を表示をクリックした後、右下のストリートビューボタンから建物の好きなところへカーソルを移動。
建物の内の好きな個所をまわってみてることで、美術館や周辺の雰囲気を感じることができます。

 

また、スマホやタブレットでGoogle Arts & Cultureのアプリをダウンロードすると、高画質ARを楽しめます。
https://artsandculture.google.com/partner/statens-museum-for-kunst

 

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