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芸術の都フランス・パリ。
世界一有名なルーブル美術館は誰もが知るところですが、実はその他にもたくさんの美術館がパリに集中しています。そんな芸術の発信地、フランス・パリ市内にある14の美術館を管理・運営しているのが公共団体『パリ・ミュゼ』です。
パリ・ミュゼが運営するポータルサイト内では、運営・管理している美術館の作品やコレクションの一部を無料公開しており、パブリックドメインのものは無料でダウンロードすることが可能です。
公式ホームページ内で、無料ダウンロードできるフリー画像は現在、11の美術館、19万点超にのぼり、今後も更新されていくとの事です。
本記事では、パリ・ミュゼ公式サイト内でパリの美術館作品や画像を無料ダウンロードする手順を解説します。
Contents
1.パリの美術館作品、19万点超がフリー画像!無料ダウンロード手順
1-1.公式サイトを日本語に変換
公式ホームページパリ・ミュゼトップページへ。
まずは、フランス語で書かれたサイトを日本語に変換しましょう。
右クリックで日本語に変換を選択し、続けてメニューのコレクションを選択します。
2-2.コレクションページからフリー画像に絞る
コレクションページに切り替わったページをスクロールすると、中段にロイヤリティーフリー画像カテゴリがありますので、作品を見るボタンをクリック。
2022年時点で、195,755点が無料ダウンロード可能で、今後も更新されていくとの事です。
2-3.お好きなパリの美術館を選択
フィルターボタンをクリックし、機関タブの中から、お好きな美術館を選択します。
選択できる美術館は、下記の11美術館です。
ダウンロードが目的でなく作品のみを鑑賞する場合は、ロイヤルフリー画像のチェックボックスを外してください。
無料ダウンロードできる作品数が一番多い、カルナヴァレ美術館に絞ったページを表示してみました。
この作品の中からお好きな画像を選択し、ダウンロードすることができます。
本記事では参考に、ラファエル・デュフロス(1857-1946)の肖像画をダウンロードしてみます。
2-4.無料ダウンロードと著作権確認するには
お好きな画像を選択すると、画像の右側には作品の詳細情報、ダウンロードしたい場合は、画像下のダウンロードボタンで無料ダウンロードして下さい。
また、ダウンロードボタン左にある『CC0』ボタンで著作権について確認ができます。本画像は、パブリックドメイにつき、個人、商用利用どちらも利用可能です。
ダウンロードされたZIPファイルの中にJPEG形式の画像が入っています。
2.公式サイトで無料ダウンロードできるパリの美術館作品
2-1.テーマ別ルートでお好きなカテゴリを楽しむ
パリ・ミュゼ内のコレクションは、人気画家の有名作品がたくさんあるというよりは、フランスの歴史にちなんだ作品が多いのも印象的です。
昔に使われていたコインの画像、王族や富豪の肖像画、処刑に使うギロチンの画像、18世紀~19世紀のパリの風景など作品も様々です。
メニューバーのコレクションタブをクリックすると、冒頭カテゴリとして登場するのがテーマ別ルート。
まずは、公式サイト内にどうのような作品があるのかをザックリ把握することができます。
右の15のテーマ別ルートを見るボタンをクリックすると、ユニークな15のカテゴリに分かれているので、お好きなカテゴリを選択してみてください。
フランスやパリで好きな場所や、歴史上の人物、建物など、ご自身で興味ある内容があれば、キーワードを英語かフランス語で検索窓に入力してください。
ここでは、フランスで歴史的に有名な女王、マリーアントワネットMarie-Antoinetteと入力してみます。
フリー画像に絞ると342件の画像が出てきます。
マリーアントワネットが描かれたコインや肖像画、処刑される際の絵画などの作品をダウンロードすることができます。
また、フランスでは欠かすことのできない存在であるジャンヌダルク(Jehanne Darc)と検索してみます。
検索結果をみるとパリには、ジャンヌダルクにちなんだ銅像や彫刻が多数あり、フランスの歴史上、重要な人物であることを感じます。
他にも、フランスにちなんだ言葉で検索してみるのもおもしろいですね。
ナポレオン、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通りなど。
ギロチンは知っている方は多いと思いますが、画像で細部を見る機会はなかなかありません。
フランスでは1977年の死刑執行まで使われていた様です。
3.まとめ
さすが、芸術の都と呼ばれるだけあり、パリには見ごたえのある美術館や作品が多数あります。
また、パリ・ミュゼの美術館の多くは常設展示が無料の美術館です。
他にもオルセー美術館や国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)など第一日曜日が無料であったりと、パリでは日常のすぐそばに芸術がある様子が伺えます。
また近年では、安藤忠雄が設計したパリの現代美術館(ブルス・ドゥ・コメルス)が2021年5月に開館されるなど、話題は尽きません。
世界的に芸術の都と呼ばれるのも納得ですね。
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